熊による被害木から生まれた エシカルなキャンプ用薪「くまはぎの薪™️」

熊による被害木から生まれた「くまはぎの薪™️」の先行販売を応援購⼊サービスMakuakeにて開始しました。傷つけられて廃材となる木をキャンプ用薪として販売し、売り上げの一部を里山整備に使用することで、くまはぎ被害を減らし豊かな森を次世代につなぐことを目指します。

くまはぎの薪™️の概要

くまはぎの薪™️

くまはぎとは、熊が水分を舐めるために樹皮を剥がす行為のことをいい、剥がされた木は腐ったり枯れたりするため、木材としての価値が大幅に低下します。
本来ならば廃材として捨ててしまうこの被害木を、桑木はキャンプ用薪として活用し、売り上げの一部を里山整備に使用します。
このプロジェクトを通して、くまはぎ被害の減少と森の関係人口の増加を目指します。

くまはぎの薪™️

くまはぎの薪™️

くまはぎ被害の増加

くまはぎの薪™️

2022年の資料によると(※1)石川県加賀市、小松市、白山市、金沢市では、2016年から2020年の5年間で、約5ha、約3,510本のくまはぎ被害が発生しています。
原因のひとつとして、里山が荒廃し、人と熊の生活圏の境目が曖昧になっていることがあげられます。

くまはぎの薪™️

2021年のデータ(※2)によると、1980年からスギの木の価格は急激に下落しており、現在ではピーク時の約3分の1の値しかつきません。その背景には外国産木材の台頭や木材建築の減少があります。
また、2015年の資料(※3)によると、林業従事者は1955年から2015年までに10分の1以下に減少しています。高齢化率は1960年の4%から2000年には30%にまで上昇しています。

以上より、里山の荒廃は林業家の減少と放置林の増加が要因となっていると考えられます。さらに、里山の荒廃が引き起こすのは林業家が困る害獣被害だけではありません。国土の約67%が森である日本では、土砂災害や地盤弱体、生命体の絶滅など一般の生活者にも影響を及ぼします。

桑木では、今回のMakuakeでのキャンプ用薪の販売をはじめとして、多くの人に森や林業の現状を知っていただき、気軽に森づくりに関われる活動を展開予定です。また、木を植え、育て、切るというこれまでの林業だけでなく、複数の事業軸を持ち、新しく面白い林業の在り方を模索していきたいと考えています。

くまはぎの薪™️

くまはぎの薪™️

原材料  :スギ
内容量  :約3kg/箱
実施期間 : 2022年5月24日(火)~2022年7月15日(金)
お届け予定:2022年8月から随時発送

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